「できないからやらない」よりも「できるけどやらない」を目指したい

大事にしていること

たまに「できないからやらない」ということを耳にします。

もったいないなと思う一方で「できないからやらない」よりも「できるけどやらない」を目指したいなと思っています。

「できない」と思い込んでいるだけかも

実際にやろうと思えばできることって多い気がします。

もちろん知識や技術がないとできないことや、時間をかければできるということはあるかと思いますが、やったことがない、面倒かもといった理由で「できない」と思いこむのはもったいないことかと。

実際にわたしも初めての業務や慣れていない論点に出会うと「できないかも」と頭のどこかにちらつくことがあります。

ただ、実際は経験あるひとに聞いてみたり、自分で調べたりすることで解決することが多いと感じています。

そのため「できない」と決めつけるよりもやってみて「できた」を増やしていきたいと考えています。

できるけど「やらない」を選択する力

できることが増えてくると、「やらない」を選択する力が必要になってきます。

そうしないといくら時間があっても足りません。重要なことに集中するためにも「やらない」ことを選択していくことが大事になります。

自分の優先順位や価値観に基づいてやらないことを選択できるように「やらないことリスト」を作ることをおすすめしています。

わたしの「やらないことリスト」はこんな感じです。

・領収書の紙すべてをお預かりして会計入力すること

→紙の資料を整理し手入力することはこちら側も時間かかりますし、お客様も資料の収集や郵送といった時間と労力がかかります。そのためクラウド会計やExcelを使った経費集計を導入することで、お互いに時間を節約することができます。その時間を活用して、こちら側は新しいサービスに集中し、お客様は本業に専念できると考えています。

・すべて電話

→電話の方が確かに要件をすぐに相手に伝えることができて便利な一面があり、実際に少し前まで私も電話を多用していた時期がありました。ただ、お互いに時間を奪ってしまうということや、記録が残らない、認識の齟齬がうまれるということが分かり、以降電話は極力、緊急時や難しい税務の内容をメールでお伝えする際の補足として電話を使用するようにしています。

・FAX

→ペーパーレス化の現在、紙を出力して、FAX番号を入力して送信というのは時間がかかることはもちろん、相手にFAXが届いた旨を連絡しないと資料の確認ができない点も不便だなと感じています。そういう意味で現在お客様とのやり取りは基本メールやクラウドでの資料共有をさせていただいております。

・過度な節税対策

→税金が嫌いなのはわかります。私も好きではありません。ただ1円でも税金を少なくしたいという理由で無駄な支出や後付けのグループ間取引などはおすすめしていませんし、決算間際にやらないこととしております。(ぎりぎりでどうにかするよりも、期中に決算の見込みを予測して対策する方が好きですし、調査での否認リスクも少なくなると考えています。)

以上がやらないことリストの一例ですが、何故やらないのかという理由を明確にしておき、やるべきこと・重要なことに集中することでうまく時間を使っていければなと考えています。

「できる」が多い方が楽しい

単純に「できる」ことが増える方が嬉しいですし、楽しいため「できる」ことは増やしていきたいなと考えています。

例えばこんなメリットがあることを楽しいと感じています。

新しいスキルの習得

スキルといっても、資格を取った・英語ができるようになったといった分かりやすいスキルではなく、

メールが以前よりもわかりやすい文章になった、相手の話を遮らずに最後まで聞くことができるようになった、毎日の筋トレが習慣化できるようになったなどなど。自分が感じる普段のちょっとした変化もスキルの習得としてとらえると、毎日の自分の成長が楽しく感じるようになると考えています。

「できる」ことで自信が生まれる

「できる」ことが1つ増えるということは、明らかに昨日の自分よりも成長しているわけです。

そのちょっとした自分の変化を自分が認めてあげることで、小さな自信に繋がります。小さな自信は毎日の生活はもちろん仕事でも最低限必要になってくることだと考えています。(過信はよくありませんが。)

次の「できる」ことを探す活力になる

ひとつの「できる」が次の「できる」の原動力になる場合があります。

自分自身、「できる」ことが増えることが直接お客様に役立てることができることや、以前の自分よりもパワーアップした気持ちになり、それが次の「できる」ことを探す活力になっています。

人生100年時代と言われていますが、もし100歳まで生きていられるなら、「できる」ことが多いほうが人生楽しそう。

単純に楽しそうといった理由で「できる」ことを増やしていくことはありかなと考えています。

まとめ

「できないからやらない」よりも「できるけどやらない」を目指したいというテーマで書いてみました。

「できない」と決めつけるよりも、やってみることが大事、やらないことを選択するためにも「できるようになること、「できる」が増えると楽しい。

これからも小さな「できる」ことを増やしていきたいと思っています。

最近の新しいこと

1歳7か月の娘を体操教室の体験に連れて行きました。マットの上で走ったり、楽しそうで何より。

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