先日、星野源さんの書かれた『そして生活はつづく』を読んで、生活そのものをもっと楽しんでみるか!と思ったので今回記事にしてみたいと思います。
『そして生活はつづく』は、タイトルのとおり生活は今後もずっと続いていくため、普段の生活をもっと面白がってみようというのがテーマに書かれています。
生活というと、毎日朝起きて歯を磨いて、顔を洗って、ご飯を食べて、皿を洗って、風呂に入って、布団に入って寝るといった当たり前に毎日していることですが、
生活の中で、「あれ?毎日同じ時間に同じことしてる?」「なんかずっと同じことしているな。これがずっと続くのかな?」「いつまで続くのかな?」とたまに感じることがありました。
これについては当たり前といえば当たり前なのですが、死ぬまで続くことになります。
最初にこの現実を知ったときは落胆しましたが、「どうせ死ぬまで続くのなら、考え方を変えてみよう」と思い、次のように意識するようにしています。
スーパースターだって家に帰れば同じような「生活」をしている
テレビで出ている芸能人や憧れのミュージシャンだって、歯は磨くし、顔も洗うし、トイレットペーパーだって使っているだろう、同じようにティッシュペーパーを使って鼻をかんでいるし、ごみ袋にごみを入れてごみを出しているはずである。
使っている歯ブラシやトイレットペーパーだって、もしかしたら同じ薬局で買ったものを使っているかもしれない。
華やかな生活をしているひとたちも、家に帰れば基本的な生活は同じなのである。
つまり、自分だけが同じことを繰り返しているわけではなく、スーパースターだって同じように「生活」しているんだ、そう考えると少し気持ちが軽くなりました。
少しでもテンションが上がることを見つけてみる
とはいっても、私自身、家事が得意な方ではないですし、同じことの繰り返しもずっとは続けられる自信がないと感じていました。
そんなときは、普段の生活に自分が少しでもテンションが上がることを見つけてやろう!と考えました。
例えば、「億劫な皿洗い中はテンションが上がる音楽を聴いてやってみよう」「毎日の食事には自分のテンションが上がる食器を使ってみよう」「洗濯にはお気に入りの香りの洗剤を見つけてみよう」などなど。
自分にしかわからない、ちょっとだけテンションが上がることをどうせ死ぬまで続けるなら見つけてやろうと思いました。ただ、死ぬまでテンションが上がることを維持できる自信が自分にはないと思うので、そんなときは次のことを意識しています。
どうせ死ぬまで続けるのなら生活のプロになってやろう
正直、「生活」は適当でも生きていけます。
皿洗いの精度や洗濯を畳むのが下手でも死ぬことはないですし、もしそれが一人暮らしなら誰にも迷惑はかからないのです。
ただどうせ死ぬまで続けるのなら、生活のプロになってやろうと思います。
・歯磨き⇒どうせやるなら歯ブラシ、歯間ブラシ、フロスを使ってとことんピカピカにしてやります。
・皿洗い⇒誰よりも早く(競争するわけではないですが)、誰よりも綺麗に洗えるようにしてやります。
・掃除⇒トイレ掃除、風呂掃除もプロのYouTube動画を参考にピカピカにしてやります。
・洗濯⇒より早く、より丁寧に、ショップ店員並みに綺麗に畳んでやります。
少し、意気込みもあるのですが、これくらいの気持ちでやるように意識すると、きっと心境も変わってくると考えています。毎日同じことの繰り返しで嫌だなあ、というマイナスな気持ちもなくなるんではないでしょうか。
まとめ
「毎日同じことの繰り返し」についての考え方について書いてみました。
ひとの数だけ「生活」がありますが、ただ基本的にはそこまで変わらないはず。
そして、変わらないのであれば「毎日同じことの繰り返し」についての悩みを私と同じように抱えているひともいるはず。
そんな人に向けて、少しでも考え方の参考になれば幸いです。
最近の新しいこと
人生初の相撲観戦。テレビで観る懸賞旗を生で見れたことや、実際の力士の大きさや、取組の迫力を感じることが出来、とても貴重な体験をすることができました。観戦後のちゃんこ鍋も最高でした。
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